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土星 Saturn

英名サターンはローマ神話の農耕神サトゥルヌスに由来。太陽から遠く運行が遅いことから年老いた神の名が付けられた。習合されるギリシャ神話の農耕神はクロノス。クロノスは大神ゼウス(木星)の父で、ゼウスに殺されたとする説もある。



土星は太陽系の太陽に近い方から6番目の惑星である。太陽系内の惑星では木星に次いで大きい、ガスを主成分とする惑星(ガス惑星)である。見た目の大きな特徴として、惑星の周りに明確に見える輪(環)がある。

木星に次いで太陽系で2番目に大きな惑星であり、直径は地球の約9.4倍、質量は約95倍である。しかし、土星は太陽系の中で一番密度が低く、平均密度は水よりも低い約0.68 g/cm3となっている。このため、「もし土星を水に入れることができれば、水に浮く」と説明されることも多いが、実際には密度の薄い上層大気は水に溶け、水より重い中心核の部分は水に沈んでしまう。なお、太陽系の中で最も密度の高い惑星は地球である。

土星は明らかに上下に潰れて見え、扁平である(扁平率は0.108)。赤道と極では、直径が約10%も異なっている(120,536 km と 108,728 km)。これは土星の高速な自転と流動体の性質のためである。他のガス惑星も扁平ではあるが、土星ほどではない。


軌道の性質 物理的性質 大気の性質
太陽からの平均距離 9.5370703 AU
平均公転半径 1,426,725,400 km
離心率 (e) 0.05415060
公転周期 (P) 29年 167日 6.7時間
会合周期 378.1 日
平均軌道速度 9.6724 km/s
軌道傾斜角 (i) 2.48446°
衛星の数 56
赤道面での直径 120,536 km
表面積 4.38×1010 km2
質量 5.688×1026kg
平均密度 0.69 g/cm3
表面重力 8.96 m/s2
脱出速度 35.49 km/s
自転周期 10時間 13分 59秒(赤道面)
10時間 39分 25秒(極)
アルベド(反射能) 0.47
赤道傾斜角 26.73°
表面温度 93K(雲の最上層)
表面温度 最低 平均 最高
82K 143K n/a
大気圧 140 kPa
水素 >93%
ヘリウム >5%
メタン 0.2%
水蒸気 0.1%
アンモニア 0.01%
エタン 0.0005%
ホスフィン 0.0001%